『新潮』2004年6月号

豪華内容。いつも通り気になったものだけ。
桐野夏生男神」。ちょくちょく『新潮』で読んでるが、興味を引く。ていうか調べたらもう『東京島』として出てた。読もう。
黒井千次「危うい日」。何故かしら心に残った。
小島信夫「ラヴ・レター」。いろんな意味でこれはすごい。
小林恭二「さまよう獣」。これ面白いなー。
佐伯一麦「むかご」。これも面白かった。マンション管理人と云うものには、想像力を書きたてる何かがある。
佐藤友哉「死体と、」。これはよかった。面白い。中原昌也っぽいと云うのを脇に置けば。
郄村薫「少年の日には」。他のと比べて極端に短い、が、面白い。
辻井喬「シッタン河の雨」。これも何となく心に残る。
筒井康隆「耽読者の家」。ひたすら本ばかり読む話。
舞城王太郎「矢を止める五羽の梔鳥」。訳分からんー。
町田康一言主の神」。面白い。