東京フィル定期
- ダン・エッティンガー指揮 東京フィルハーモニー
- ピアノ:マルク=アンドレ・アムラン
- 9/7 東京オペラシティ コンサートホール
- 同上
目当ては勿論アムランだったわけだが、まあなんというかホルン頑張れー、と。
6日のブラームスは少しオケと合ってなかった感じ。指揮者が独特のタメを入れるので合わせにくかったのかも。アムランってなんとなくどんな曲もそっけなくさらりと弾いてしまうようなイメージがあるけど、実は彼も意外にタメて弾く癖があるので、合わせにくかったんだろう。でも7日の方はもう少し合ってたようだった。管楽器とティンパニがやたら響いたのも気になって、席の所為かとも思ったんだけど、「英雄」ではそんなでもなかったので、これはそう云う解釈なのかな。
10日のショパン。なんというオーソドックスな曲を! こちらはオケの乱れもなく、よい演奏だったと思う。ただ、バラキレフ編の独奏版のCDと比べて、多少優美さには欠けたかもしれない。
アンコールはすべてドビュッシー。録音の予定があるんだとしたら結構嬉しい。「ヒースの荒野」が特によかった。