渡辺裕、増田聡ほか『クラシック音楽の政治学』読了

クラシック音楽の政治学

クラシック音楽の政治学

クラシック音楽」の視点ですべての音楽を語るのはやめようよと云う第2章、クラシック音楽が日本でどのような層に受け入れられてきたのか探る第5章、流行現象としてのクラシック消費を「Jクラシック」*1などのキーワードとともに見る第6章、BGMとしてクラシックを聴くと云うことはどう云うことなのか考えさせられる第7章が特に興味深かった。
こう云うの読むと、ベンヤミンとかアドルノとかも一度は読んどかなきゃなーと思わされる。いずれ(10年ぐらいのスパンで)読むか。

*1:あったなーそんな言葉