紅玉いづき『ミミズクと夜の王』読了

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

評判が良かったので読もう読もうと思ってたんだけど、ようやく読みました。
これは面白かった。教えられなければ新人とは思わない。
意外性がまったくない王道ストーリーみたいに云われてるけど、救助されて街に連れて行かれて、そこでも差別されるんだろうなみたいに最初思ったので、個人的には結構意外感もあった。
しかし自分が何故これを評価するかと云うと、いわゆるライトノベルレーベルから出ていながらラノベの枠を超えているからと云う点に追うところが大きいのも否定できないんだよなー。この作品が例えば児童文学や、童話、ファンタジー方面で話題になってたとしても読まなかっただろうし、よしんば読んでもここまで高く評価したかどうか。ジャンルやら何やらに囚われたくはないよなーと反省はするが多分直らない。