飛田甲『夏祭りに妖狐は踊れ』読了。

夏祭りに妖狐は踊れ (ファミ通文庫)

夏祭りに妖狐は踊れ (ファミ通文庫)

キャラが好きになれないのは変わらず。優希は更に内気になっててイライラするし、真也は相変わらずの嫌なタイプの理屈屋、新キャラの涼子も偏屈な頑固者、唯一ある程度共感できる赤城が今回は活躍するので助かった。しかし、それは多分に僕の読み方が悪いだけで、2組の恋愛模様、特に病院と祭りの舞台での2つのクライマックスシーンはなかなかだし、未来視の理屈付けも、複雑でなんとも云い難いとは云え、しっかり丁寧に作ってあります。でもいかんせん個人的にキャラが合わねーのです……。楽しめてたものが楽しめなくなるってのは悔しいなあ。
もえたんに参加しようと思って2冊読んだんですが、ちょっと自分の中で整理しきれないので不参加。ごめんなさい。