なんかの懸賞でティーセットが当たりました。そもそも僕はお茶をあんまり飲みません。喉が渇いて、冷蔵庫になんにも飲み物がないとき、家の水道水はまずくて飲めないので仕方なく淹れるくらいです。緑茶も紅茶も同じ急須で適当に淹れます。
でも折角なのできちんと使って紅茶を淹れてみよう。でも何に使うのか用途が不明のものが一つある。砂糖入れかなにかだろうか。うーむ、わからん。まあいいか。確か妹がヨーロッパのどっかに行ったとき買ってきた茶葉があったはず。2種類あった。アールグレイとアッサム何とか。アールグレイってなんか聞いたことがあるぞ、そっちにしよう。詳しい淹れ方わかんないし取り敢えずネットで検索だ。茶葉の量は、1杯分3グラムと。どうやって量るんだよ。100円ショップで買った10グラム単位の目盛の量りしかないぞ。無理やりそれで量ろう。え、ポットはまず温めてから使えだと。お湯少ししか沸かしてねーよ、やり直しやり直し。で、お湯を注ぐのね。ほー、これが噂に聞くジャンピングとか云うものですか。面白いな。んで、蒸らす時間は茶葉によって異なりますだと。それがわかんなきゃ意味ないじゃないか。適当に2分くらいでいいか。あれ、茶漉しなんてないよ。結局いつもの急須かよ。
とか何とか色々悪戦苦闘しながらも淹れてみました。香りがすごくいいです。買ってきた冬季限定チョコレートとともに頂く。ついでにBGMはクラシック。うひゃー、なんかすげー優雅だ。とても昨日秋葉原桜木睦子のDVD買ってイベント参加券をゲットしようかどうか悩んでた人と同一人物とは思えません。
ていうか「紅茶と云えばイギリスだし、ここはやっぱりイギリス音楽をかけよう」「イギリス音楽か。ブリテンくらいしか知らないけど優雅な曲をお願いね。ん、なんだこのおぞましくも気持ち悪い妙な響きの曲は」「お茶の一大産地インド系の血を引き、紅茶の本場イギリスに生まれた作曲家、その名は」「ソラブジかよ!」と云うオチを途中で考えたのですが、あんまり落ちてないうえ、ここを読んでる人には誰一人として通じないと思うのでやめました。長いのにオチなくてすみません。