『メフィスト』2008年1月号読了

メフィスト 2008年 01月号 [雑誌]

メフィスト 2008年 01月号 [雑誌]

例によって気になったものだけ。
蒼井上鷹「最後のエスケープ」。なかなか面白かった。
浦賀和宏「三大欲求」。最高。
令丈ヒロ子「リザベル童話『メフィストくん』」。メフィストトリビュート。これは他の作品もどんどんやってほしい。
西尾維新零崎曲識の人間人間3 クラッシュクラシックの面会」。西尾ならこのくらいの面白さは普通と思ってしまう。
赤城毅「書物迷宮 第一話 書庫に入りきらぬ本」。なかなか面白い。これシリーズの続編なのか。連載してくれればいいな。
高田崇史「千葉千波の怪奇日記・美術室の怪 モディリアーニが笑う」。ぴいくんシリーズは好きなんだが、これはちょっとイマイチかな。
古野まほろ「憶昔帝国全盛日」。まほろは大好きなんだけど、あのバリバリの設定だけはのめり込めないところがあって、この話はそんな感じの設定がメインで出てくるのでにんともかんとも。
ミステリ映画のアンケート。映像作品には致命的に弱いのでこれを参考に何本か見てみようかな。
辻村深月「名前探しの放課後」。思春期の自意識を書かせたら『パンドラ』『ファウスト』組より、実は何枚も上手じゃないかと思う辻村深月。これも面白かったのに、続きは単行本! これはちょっと酷い。腹が立つので単行本は買わないで図書館で借りて済ませようかな。