松本和将 ピアノリサイタル

当日券を買い、入り口でプログラムを貰って軽くショック。リストのソナタとフランクを聴きに行ったんですが、リストがショパンに変わってる! 説明によると、このコンサートは「園田高弘が推薦する旬のピアニストシリーズ」と云うシリーズで、その園田氏が急逝した為、追悼の意味でショパンの「葬送」らしいです。でもトッパンホールのサイトではプログラム変更なんて全然云ってなかったんですよ。出かける直前にチェックしたときも変わってなかったし……。サイトの件はトッパン主催じゃないから仕方ないと云われたらそれまでですが、変わってるの知ってたら行かなかったかもしれないので、うーむと云う感じ。
と云う訳でプログラム。


11/20 5PM トッパンホール

  • ショスタコーヴィチ:24のプレリュードとフーガ Op.87より第11,24番
  • フランク:プレリュード、コラールとフーガ

アンコール

  • J.S.バッハ/ヘス(?):主よ、人の望みの喜びよ

ピアノ:松本和将

いちばんよかったのはソナチネかな。ショパンもまあまあ。ただ、曲を始めるとき、オーバーアクション気味のために、最初の音が出る前に衣擦れのような音が出てしまう。他にもペダルを踏む音、息を吸う音など、もうちょっとピアノ以外から出る音に気をつかって欲しいと思いました。これらの音や、演奏中に動き回る体と頭で気が散って正直あまり楽しめませんでした。実演ではなくて録音を聴いたらまた印象も変わると思うんですけどね。