森博嗣『墜ちていく僕たち』(amazon)読了。

これも浮かれすぎて書くのを忘れていた。地雷本交換会での頂きもの。
5篇からなる連作短篇集。なのか?『小説すばる』に掲載されてたものらしいし、ハードカバー→ノベルスだし、なんとなく『どすこい』に似てる(仕掛けの一部も)。
最初は何だこれ、と思いつつ読み進め、途中それなりに楽しめてきちゃって、最後はおいおいって感じ。4篇目辺りでなるほどね〜、こう繋がってくるのかと思って最後でどうなるかなって思ってると見事に肩すかし。壁本だと云いたい気持ちはわかる。でも私は許せるかも。文章も嫌いではないし。でも私は結構何でも許せる丸呑みタイプだし、森博嗣の長所が出てるとは云えないと思うから、人には薦めません。