佐藤友哉『水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪』読了

佐藤友哉最高傑作との呼び声高い『水没ピアノ』。実は読んでなかった。いやー面白かったです。

森博嗣『森博嗣の浮遊研究室4 鳳凰編』読了

奥付によるとこの本が出たのは丁度4年前だけど、毎度のことながらあまり時代を感じさせない。時事的なネタにしても、単に対象について語るだけではないからだろうな。
今回はgoogle mapの出現を既に予想しているものとかがあったりして、ほほーと思った。

ジェフリー・アーチャー『十二の意外な結末』読了

十二の意外な結末 (新潮文庫)

十二の意外な結末 (新潮文庫)

『十二本の毒矢』とは違って、こっちはタイトルの通りややどんでん返し的なオチが多い。その分単純に楽しめた。好きなのは「清掃屋イグナチウス」と「抜け穴」かな。

秋梨惟喬『もろこし銀侠伝』読了

もろこし銀侠伝 (ミステリ・フロンティア)

もろこし銀侠伝 (ミステリ・フロンティア)

いやー、結構面白かったんだけど、武侠小説としてもミステリとしても中途半端なのかなーと思った。あと、短編が4つ入ってるんだけど、繋がりが薄いのも残念。或いは銀牌の伝承にもっと焦点を当てるとかすれば、もっと芯が通ったかもしれない。

アガサ・クリスティー『ABC殺人事件』読了

ABC殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ABC殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

なるほどー。このパターンの最初はコレってことでいいのかな。今だと、このネタは最初に必ず検討されるもんなー。それだけで凄い業績だと云える。